2010.12.14 Tue
都条例に関していくつか
自分は「青少年健全育成条例改正案」に反対です。
反対理由は主に二つ。
・一つは改正案の効果の疑問
誰のために役に立つ条例案なのか?非常に疑問が残ります。
性に対しての過剰なまでの拒否反応はある種宗教的なものも感じますし、
自分は親のエゴ、保護者の間違った指導に思えてなりません。
本当に未成年の知る権利を、興味を持って当然の性に関する勉強となる機会を
安易に奪って良いのでしょうか?
たとえ有害と思われる情報でも、選択の自由。知る権利の自由を奪うことは
けっして青少年を健全に育成することにはならないと思います。
体が18歳になると大人になるのではなく、18年分の経験と知識をつみ重ねることで大人になるのだと思う。
清濁併せ持って人は成り立ち、豊かな感性や人間性が育つと思う。
性教育を放棄し過剰に規制された世の中ではまっとうな大人になることは出来ません。
・一つは現状でも十分に自主規制が働いているという現実があります。
確かに漫画を見慣れない人が見れば、目を覆いたくなるような表現のものも
出版されていますが、それは現状でも無防備に展示してあるわけでもなく
それを読みたいと思った人が選択しなければ見ることは出来ないように
なっています。
見たくない人には見ないですむ権利があります。雑誌の中に紛れ込んでいては迷惑でしょう。
しかし雑誌はシール止めされ立ち読みすら出来ず、
単行本は本人の意思なくして手に届くことはまずありません。
親が管理しなきゃいけない年齢の子には親が手を差し伸べて管理してあげてください。
その手を離れる年齢であれば知る権利、選択の自由を尊重して欲しいと思います。
規制推進派の一部には子供が読む漫画と同列に幼女が強姦されるような漫画が
売られているという人がいますが、それは事実に沿ってません。
大多数の書店で正しく児童書|青年誌|18禁本と 区分陳列されています。
そもそも、未成年が性行為をするような漫画は、
現状の自主規制で18禁区分でないと描かれていません。
もしあったとしてもごくごく一部であり、個別対応で可能な範囲です。
実は自分の描いた「ニュースのお時間」という漫画もこの夏に
不健全図書指定ということで18禁区分になりました。
内容は成人である恋人同士が恋や仕事のトラブルを愛と信頼で乗り越えていくラブコメ
で
相当にギャグテイストを盛り込んだものです。
確かに普段漫画を読み馴れてない人には多少過激に見えるかもしれない性表現もありま
す。
ただ、局部の消し修正に関してもそもそも原稿に描いてもいないにもかかわらず
出版社の自主規制で過剰なまでに消し修正されていますし。
内容的にも未成年が出てもこなければ、強姦に相当するような物もないです。
そもそも都条例に抵触するのが嫌で相当に気を使って描いた作品でした。
それでも規制されてしまいました。
現状の都条例で十分規制できるものを何故、ことさらに追加で規制強化しようとするの
か?
この二重規制には非常に疑問が残ります。
本当に表現の幅が狭まっていく一方です。
改正案の有効性の疑問と現状でも十分に実行されていると言う2点において
この度の青少年健全育成条例改正案については取り下げていただきたく思います。
表現の自由
表現の自由に関しては、有害か有害でないかに関わらず、
むしろ有害なものでも表現できる権利だと思っています。
確かに販売に規制がかかれば、めぐりめぐって結果的に表現の自由が脅かされる不安は
あります。
その不安は都議会に対する不信感から来るものです。
万が一条例が可決してしまったら その不信感を払拭できる運用を期待しています。
反対理由は主に二つ。
・一つは改正案の効果の疑問
誰のために役に立つ条例案なのか?非常に疑問が残ります。
性に対しての過剰なまでの拒否反応はある種宗教的なものも感じますし、
自分は親のエゴ、保護者の間違った指導に思えてなりません。
本当に未成年の知る権利を、興味を持って当然の性に関する勉強となる機会を
安易に奪って良いのでしょうか?
たとえ有害と思われる情報でも、選択の自由。知る権利の自由を奪うことは
けっして青少年を健全に育成することにはならないと思います。
体が18歳になると大人になるのではなく、18年分の経験と知識をつみ重ねることで大人になるのだと思う。
清濁併せ持って人は成り立ち、豊かな感性や人間性が育つと思う。
性教育を放棄し過剰に規制された世の中ではまっとうな大人になることは出来ません。
・一つは現状でも十分に自主規制が働いているという現実があります。
確かに漫画を見慣れない人が見れば、目を覆いたくなるような表現のものも
出版されていますが、それは現状でも無防備に展示してあるわけでもなく
それを読みたいと思った人が選択しなければ見ることは出来ないように
なっています。
見たくない人には見ないですむ権利があります。雑誌の中に紛れ込んでいては迷惑でしょう。
しかし雑誌はシール止めされ立ち読みすら出来ず、
単行本は本人の意思なくして手に届くことはまずありません。
親が管理しなきゃいけない年齢の子には親が手を差し伸べて管理してあげてください。
その手を離れる年齢であれば知る権利、選択の自由を尊重して欲しいと思います。
規制推進派の一部には子供が読む漫画と同列に幼女が強姦されるような漫画が
売られているという人がいますが、それは事実に沿ってません。
大多数の書店で正しく児童書|青年誌|18禁本と 区分陳列されています。
そもそも、未成年が性行為をするような漫画は、
現状の自主規制で18禁区分でないと描かれていません。
もしあったとしてもごくごく一部であり、個別対応で可能な範囲です。
実は自分の描いた「ニュースのお時間」という漫画もこの夏に
不健全図書指定ということで18禁区分になりました。
内容は成人である恋人同士が恋や仕事のトラブルを愛と信頼で乗り越えていくラブコメ
で
相当にギャグテイストを盛り込んだものです。
確かに普段漫画を読み馴れてない人には多少過激に見えるかもしれない性表現もありま
す。
ただ、局部の消し修正に関してもそもそも原稿に描いてもいないにもかかわらず
出版社の自主規制で過剰なまでに消し修正されていますし。
内容的にも未成年が出てもこなければ、強姦に相当するような物もないです。
そもそも都条例に抵触するのが嫌で相当に気を使って描いた作品でした。
それでも規制されてしまいました。
現状の都条例で十分規制できるものを何故、ことさらに追加で規制強化しようとするの
か?
この二重規制には非常に疑問が残ります。
本当に表現の幅が狭まっていく一方です。
改正案の有効性の疑問と現状でも十分に実行されていると言う2点において
この度の青少年健全育成条例改正案については取り下げていただきたく思います。
表現の自由
表現の自由に関しては、有害か有害でないかに関わらず、
むしろ有害なものでも表現できる権利だと思っています。
確かに販売に規制がかかれば、めぐりめぐって結果的に表現の自由が脅かされる不安は
あります。
その不安は都議会に対する不信感から来るものです。
万が一条例が可決してしまったら その不信感を払拭できる運用を期待しています。