正直どうかと思う

コミックザベストQYUN!! 2006年５月号の表紙

これがQYUNの最終号となりました。
これもまた突然休刊決まったんですよね、
担当編集いわく、売れ行きは別に悪くなかったらしいのですが
まぁ、色々あったみたいです。
（さすがにココでは書けない＾＾；）

同時期にコミックドルフィンの表紙も描いていて、
ほぼ同時に両方とも表紙の仕事が終わってしまったので
あー短い春だったと落胆したものです。

この表紙はこれまでの流れから反省して、一気におとなしくなりました。
表紙に限らずQYUNの仕事は年齢のちょっと高めな女性のオーダーが多く、描き慣れないので大変でした。

コミックザベストQYUN!! 2006年４月号の表紙

数点出したラフの中からアメリカンチェリーパイな感じのやつが採用。
こんな感じに仕上げました。
前回のが汁気が強すぎてちょっと気持ち悪い？とか思いあっさり目に。
健康的なお色気を狙って表情も明るめに。
イメージとしては金髪娘のレスラーな感じ。
フリルが大きいのは、アンダーが見えすぎるのもちょっと良くないとの指摘を受け、フリルを大きく、パンツはちらり程度におさえるようにしました。
滴るチェリーパイの赤い汁がＨ度ＵＰを狙ってます。


修正１


入稿後、やっぱりエロさが足りない、もうちょっと艶っぽくしてくれと言われ、汁気を追加。
あと表情も色気を誘うように修正。
うーん、ちょっとコンセプトがずれてきた気もする。


修正２


髪の毛を黒に修正。
後日。やっぱ、黒髪の方が受けが良いらしいので、黒くしてくれといわれた。
…あ、そう？確かに洋ピンよりは和モノだよね。アニメ、オタク系ならともかくコンビニ市場を考えるとそういうものかもしれない。
完全に個人的にはこの変更で何かを見失った気がしましたが、雑誌の表紙という性質で考えると変更もやむなしですね。
作業的な話で言えば、まぁ髪の色かえる位ならデジタルだから出来ますけどね。デジタルでよかった。


修正３


入稿してしばらくたったある日のこと。
編集部のOKが出て、色校が出たあと、営業の方からNGが出たらしい。
スカートはかせた。汁をなくした。
突然服を着せろといわれてもっ！汁消すのだってそんなに簡単じゃないですよ？しかも、その日の夕方までってそんな…

チェリーパイからの滴る赤いジャムも血みたいだからよせ、とも言われたらしい。
結果、色々試行錯誤していた部分がすべて裏目に出た原稿となりました。
コンビニ誌の仕事、表紙の仕事はなかなか難しいものです。
特にこの雑誌は新しい雑誌でまだノウハウが少なく手探りな部分もあったみたいですね。

色々あった原稿ですが、ひとえに自分の未熟さゆえ。
絵を見せて、説得、納得させることができるだけモノを納品できなかった絵描きの落ち度であり、
十分にコンセンサスを取れていなかったという失態です。
ベテランならこういう失敗も無いんだろうな。

コミックザベストQYUN!! 2006年３月号の表紙

背景は要らないと言われた。
その分キャラが目立つので
気合を入れたいところ。

レイアウトやポーズは編集部からの指定。
自分では背景もなく、こんなに細長い絵は怖くて描けません。

雑誌の表紙ということで、文字が色々入るから
このぐらいの方が、文字がはっきり読めて良いのだと教わりました。
本当にソレで良いのかどうかはよくわかりません。

あとねー…どうもこう、グラビアポーズというものは
シチュエーションが理解できず、描くのに苦労します。
シチュエーションがわからないと表情とか困るんですよね。

ちょうど描きながらこんな表情をしていたような気がします。


思い出しました。
確か、前号のスケ乳首と下着の件で
怒られたとかそんな話があって、
少しおとなしくしましょうとお達しを受けました。
下着もおっぱいもダメということで汁っけを増量してみました。

コミックザベストQYUN!! 2006年１月号の表紙

ＫＫベストセラーズ社から2005年～2006年に刊行された雑誌です。
もう廃刊してます。
この次期、グラビア系雑誌から数誌コンビニ漫画誌が生まれています。
自分が関わったのは２誌、一つがワニマガジン社の「華漫」で、
もう一つがこの「コミックザベストＱＹＵＮ!!」
両方ともほぼ同時に仕事の話が来て、ほぼ同時に両方に漫画を描くことになったのですが、さすがにまったく同じ系統の雑誌で二股ってのも正直どうよ？
とか思い、どっちか一本に絞ることにしました。

この時期は細かいのも入れると月５本とか描くことになっていたので、さすがにキツイ。あまりページ数も描けないので、ページ数が少なくても描かせてくれたＱＹＵＮで続けることにしました。

しかもカラーだし。

で、しばらくカラー４ｐ漫画っぽいものを描かせていただき、その流れで表紙を描くことになりました。

コンビニ誌の表紙というのは意外と制約が多く、下着や乳首は論外なんですよね。
そういうわけで、濡れたシャツです。が、乳首は透けられない。
何回か修正を重ね、あるような無いような乳首です。

同時期にドルフィンの表紙がさわやか笑顔路線でやっていたので、
コンビニ誌のこっちはちょっと淫靡な方向に振ってます。

……言っといてなんですが、下着描いて無いかこれ？
これＯＫだったんだろうか……

いやぁ、風邪ひいちゃって、
原稿も忙しくて更新とどこってました。
別に飽きたわけじゃないので、再開しますよ。

■ネーム晒し


パソコン上でネーム(絵コンテ）描いてます。
字書くの下手なのでテキスト打ち込んでます。あまり効率よくないーー；



完成原稿の一部です。まだ掲載前なので部分だけ。
黒髪の女の人好きだ。

夏なのでさわやかにキラキラ



執筆中だったメガストアＨの原稿、○日前に入稿しました。

今月も大忙し。夏コミ、なんか出せるのかな？微妙だ。

司書房アンソロジー　ふたなりマキシマム
『勃たされんぼ』ＲＡＹＭＯＮ


友達にふたなりであることがばれてしまった少女。
クラスメイトの容赦ない好奇心は陵辱へとエスカレートしていく。

１２ｐショートながら結構詰め込んだ力作。
実はふたなり物久々に描きましたよ、「さらばおちんちん」のふたなりも一年前ですからして。
スケジュールとかその他色々あったんですが、
まぁ、ふたなり物描かせてくれるなら…いいかなって。


色々ありますが、元気に本日発売です。
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ふたなりマキシマム (TSUKASA COMICS) (2007/07/13) 司書房 この商品の詳細を見る

あぁ画像が無い。間垣亮太先生が表紙です。
※このアンソロに自分描いてます。書き下ろし！

『催淫彼女』RAYMON
コミックジャンボ2007/8号（最終号）掲載


オタクな彼氏と巨乳な彼女。
奥手な彼は彼女にエッチしたいと切り出せず、
幻の催眠術指南書の力を借りることに。
「コレで彼女を…」
催眠パワーで初エッチに挑む。

乳輪のとろけるような巨乳を描いてみたくて描いてみました。
ジャンボだけにな！！

実は３部構成の第一話なのですが…
コミックジャンボは今月出ている８月号で休刊となったようです。
んまぁなんか色々あったし、今もなお色々あるようですけど、
あまり作家は裏事情を知らない。それでも言いたいことはいっぱいあるが…。

まぁ、まだ黙ってます。

しかし、そうか、駄目だったか…力及ばずといったところですね。残念です。
カラー頁もらったり良い待遇で描かせて頂いた身としては多少なりとも責任感じちゃいます。くそぉ。
シアトルの方に向かって願掛けしてみたけどダメでした＾＾；

そういえば、イチロー選手おめでとうございます。あんたは本当にすげぇです。


最後の記念です。買っていただけると幸いです。
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ジャンボ 2007年 08月号 [雑誌] (2007/07/06) 桃園書房 この商品の詳細を見る

ヤングコミック８月号　全国コンビニで発売中（毎月１０日発売）

『社則違反』第３話・残業について　RAYMON


電気の消えた深夜のオフィスに取り残された新入社員２人。
大人になりきれない社会人一年生のいたずら心がとまらない。

社則違反シリーズ３話です。
ネクタイネクタイ。下半身下半身。

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ヤングコミック 2007年 08月号 [雑誌] (2007/07/10) 少年画報社 この商品の詳細を見る

2006年ＯＬ物アンソロの表紙描きました
司書房アンソロ、コンプリートシリーズ第10弾です。

ＯＬというかネクタイが好きです。学生時代もガクランだったし
会社員時代もネクタイとかしていませんでしたが、
その反動からネクタイにはあこがれのようなものがあります。
描く漫画にもネクタイは良く出てきます。裸ネクタイ良いね。



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OLコンプリート (2006/09/14) 司書房 この商品の詳細を見る

※この本に自分は漫画描いてません。

2006年　司書房のアンソロ表紙です。
コンプリートシリーズ　第９弾

裸エプロンにするか喪服にするかすごく悩みました。
が、
喪服だと未亡人アンソロみたいなので、裸エプロンで。
次に、年齢をどう考えるか？女子高生みたいな若い娘だと
若奥様アンソロとか、裸エプロンアンソロとか思われるような気がしたのと、
人妻が人妻たる由縁、必然を考えたら、ここはひとつ年増の色気を…


む、むずい…

色々悩んだり、苦労した記憶があります。

入稿したときはコレがベスト！問題ない！と思っても
時間が経つと、？？？何でコレ入稿しちゃったんだろう…と
後になって悔やむことは多々あります。

この原稿は特にそうだった訳で、実際に本になったとき、ビックリしました。
まぁ、その、比較的最近な訳ですが、今見たらあまりにも…
だったのでちょっと修正しちゃいました。てへっ

比べてみても大差ないな…orz


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人妻コンプリート (2006/06/19) 司書房 この商品の詳細を見る

※この本に自分の漫画は載ってません。

メガストアＨ用の原稿執筆中。

そろそろ忙しくなってきたので
更新がゆっくりになるかも。

あ、また手逆に描いてる。後で直さなきゃ。
なぜか手を逆にクセが…お恥ずかしい。

今は亡きコミックドルフィンvol158（2005.7）の表紙です。
この号から約一年。表紙を担当させていただきました。

今日は七夕。星空が見えると良いのですが。　

2005年の短冊に書いた願いもむなしく、いつまでも一緒でいることは
かなわないかも知れないですね。（涙

2005年痴漢モノアンソロジーの表紙です。
司書房アンソロ、コンプリートシリーズ第５弾

痴漢モノってあんま描いたことないです。
モノローグが必然多くなるので内心を描くには向いているかもしれないですね。
伏線なく突然Ｈはじめられるのでショート漫画向き？
というか…電車痴漢とか、人いっぱいなので、あまり長いの描きたくないですね＾＾；


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痴漢コンプリート (2005/08) 司書房 この商品の詳細を見る

※この本にも自分は漫画描いてません。

司書房のコンプリートシリーズ第２弾。
表紙イラスト描かせていただきました。

そう、女教師は緑の黒髪の女性ですよ。
今、コアマガでしているお仕事は女教師モノが多いです。
どっちかというと姉教師なんですけどね。
この2004-5年頃はエロ＝陵辱という図式が脳内にあり、
そういうコンセプトのイラストや漫画が多い気がします。
最近はそのへんヌルくなりました。


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女教師コンプリート (2005/02) 司書房 この商品の詳細を見る

※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。

2005　爆乳アンソロの表紙を描かせていただきました。
司書房アンソロジー、コンプリートシリーズ第６弾

この原稿を描くまでは爆乳ものには興味なかったのですが
この頃から、自分のキャラが巨乳化している気がします。
良いことです。
白汁をかけるか、かけないか？で迷ったのですが、ぶっかけアンソロジー
というのもありますので、ここは汁なしの方でということになりました。
没になった汁付き画像



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爆乳コンプリート (2005/10) 司書房 この商品の詳細を見る

※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。

2005年　兄vs妹アンソロの表紙を描かせていただきました。
司書房アンソロジー、コンプリートシリーズ第７弾

実は妹漫画って描いたことない気がする。
自分はどっちかというと姉萌え。
ロリっ子は描くの難しいです。

追記：ロリっ子じゃないけど一本、曼天って雑誌に描いた事ありました。



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兄VS妹コンプリート (2005/12) 司書房 この商品の詳細を見る

※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。

２００６年に眼鏡娘アンソロジーの表紙を描かせていただきました。
司書房アンソロジー、コンプリートシリーズ第８弾

自分もめがね男子（笑）ですが、カッコよくないのでカッコいい眼鏡に換えたい。
めがねって描くのめんどくさいです。
ごまかしが効く気もしますが、デッサン狂いもバレるというアンビバレンツ
でも眼鏡っ娘は大好きさ♪　リアルでも。



※amazonで扱ってないのでリンク無し。きっと検索すればどこかで売っているでしょう。
※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。

２００５年にレイプアンソロジーの表紙を描かせていただきました。
司書房アンソロジー、コンプリートシリーズ第４弾

陵辱好きなくせに、レイプモノの漫画ってあんま描かないんだけどね。
都合の良い、レイプで始まる出会い（de愛）もある的なモノはちょっと…
いや嘘。多分描くし、描いた事あると思う。
弱いな俺。



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レイプコンプリート (2005/06) 司書房 この商品の詳細を見る

※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。

２００５年にくのいちアンソロジーの表紙を描かせていただきました。
司書房アンソロジー、コンプリートシリーズ第３弾

初単行本には半分ぐらいくの一の漫画が収録されています。
この本では表紙だけ描かせていただきました。


amazonでは取り扱ってない様子なのでリンク貼れず。
検索してみるとまだ売っているお店も少しはあるみたいですね。
※この表紙の本には自分は漫画を描いていません。